銅めっきとは

銅は比較的一般的な金属ですが、酸素により容易に酸化されて変色・腐食するため最終めっきとしての用途は少ないですが、レベリング作用(平滑作用)、被覆力に優れているため下地めっきとしての用途が多くなっています。

銅めっき

銅めっきの種類

銅めっきには、硫酸銅めっき、シアン化銅めっき、ピロリン酸銅めっきがあり、用途に応じて使い分けます。
会津技研では硫酸銅めっきとシアン化銅めっきが対応可能です。

①硫酸銅めっき

硫酸銅めっきの最大の特徴は、その優れたレベリング作用(平滑作用)にあります。高延性を有し温度変化に伴う素材の伸縮によるクラックを防ぐことができるためプラスチックめっきの下地にも用いられます。

②シアン化銅めっき

シアン化銅めっきは被覆力に優れ、アルカリ浴のため亜鉛合金等でも素地を侵すことなくめっきが可能です。
また、鉄鋼や亜鉛ダイカスト素地への置換反応を起こすことなく密着性の良い皮膜が得られるため鉄鋼、銅合金、亜鉛ダイカスト、マグネシウム合金などの下地めっきとして用いられます。

③ピロリン酸銅めっき

硫酸銅めっきよりも抗張力や均一電着性に優れるため、電鋳や鉄鋼の浸炭防止に用いられます。
現在では硫酸銅やシアン化銅の改良が進み、ピロリン酸銅めっきの用途は限定的です。

  硫酸銅 シアン化銅 ピロリン酸銅
被覆力
均一電着性
光沢・レベリング ×
伝送損失