化成処理とは
アルミニウム合金に薬液を接触し化学反応を起こさせることで、金属表面に金属塩皮膜を形成させ耐食性や塗装密着性を得る表面処理です。
化成処理の種類
会津技研ではアルミニウム合金に対して3種類の化成処理が可能です。
①アロジン処理(六価クロメート化成処理)
アルミニウム合金に六価クロム皮膜を形成することで耐食性を向上させることができます。
色調は有色(黄色)になります。皮膜の耐熱は70~80℃までしかありませんが、傷がついても修復される自己修復性があります。
②ジルコン処理(ノンクロム)
アルミニウム合金にジルコニウム皮膜を形成することで耐食性を向上させることができます。
この皮膜はクロムを含有しないジルコニウム系の化成皮膜で、塗装との親和性も良く塗装下地としても用いられます。